土地値だけで家が買えるかも?
日本の住宅は、外国に比べると寿命が短いといわれています。特に木造住宅では22年以上経過すると、建物の価値はゼロになります。そのような住宅が売りに出された場合には、土地値だけで中古住宅を購入できることがあります。このような住宅は、上物の価値がゼロではあるものの、決して住めないわけではありません。何らかの瑕疵がある物件も存在しますが、ほとんどは修繕をすれば再利用できるものも多いのです。このような中古物件を見つけることが出来れば、安い値段で中古住宅を購入できる可能性が高まるのです。
いろいろな形をした土地が存在している
土地はすべて正方形や長方形などの形をしているわけではありません。中には三角形のような土地や、旗竿地といって奥まったところにある土地もあります。このようないびつな形をしていたり、家を建てるのに不便な土地は安く購入できる可能性があります。しかし、建設の際に建設機械などが土地に横付けできない場合や、解体の際にも手作業で行わなければならないような土地は、建設解体費用が割高になることが多いです。そのようなことも考慮して、土地を購入するようにしましょう。
やはり理想は駅近くの整形地
土地探しの理想はやはり、駅から徒歩5分程くらいの整形地が理想的といえるでしょう。しかしそのような立地の良い土地は、なかなか見つかるものではありません。もし仮に見つかっても、割高であるケースがほとんどです。そして購入できたとしても、長年のローンに苦しめられることも考えられます。自分の収入を考えながら、余裕のある返済がし続けられるような、土地を探すことが理想的といえるのではないでしょうか。
戸建て住宅を建てる場合の土地探しは晴れた日だけでなく、可能であれば雨の日にも様子を見ましょう。雨水は思いもよらぬところに溜まります。周辺も含めてちゃんと排水されているか確認することも大切です。